ゴルフは感覚という言葉、曲者です。

昨日も日本の各地でゴルファーサポートをしているトレーナーさんや医療従事者の方々にお集まりいただき、ゴルフフィットネストレーナー認定講習会を実施いたしました。平野が担当するエリアは、ほんの30分なので、貢献できているとは言えませんが、受講者の方々の眼差しを直で受けていると、身も引き締まり本日のEIRのゴルフフィットネス活動にも気合が入ります。そして5回目にむけて、歩行の改善処方等加えた資料改定と動画の撮影など始めています。

13年前ゴルファーサポートを始めた時には、相談する相手は誰もいなかったことを考えると、「ゴルフフィットネスを広めたい」という気持ちとは別に、全国に同じ志を持った仲間が増えていくことが、本当に楽しくてたまらないでいます。

こうした活動以前の私は、ゴルフ以外のことでも、医療従事者としての考えに凝り固まっていて、また秘伝の技術というと大袈裟かもしれませんが、研修して身につけたものを人に安易に話さないという姿勢でいました。医療系はそうした傾向が強く感じますが、トレーナーさん達は積極的に交流しようという姿勢があります。私は何をやっていたのか...。

私自身はもちろん前者で、必要以上に交流を持たないというか...肝心なことは教えないという考えもありました。でもそんなこと今時古いんです。同じセミナーを受講しても出来る出来ないはあるかもしれませんが、業界そのものが活性していかないと、まさしく私のやっていたことは井の中の蛙だったことに気がつかされるわけです。そんな愚かな姿勢に気がついてから今の自分があります。ゴルフと仲間に感謝ですね。

さて、平野はアマチュアゴルファーでもありますが、スタッフの中には知識はあってもゴルフをしないスタッフはいます。そうしたスタッフに、お客様から「ゴルフが分かっていない」となかなか厳しいお言葉をいただくこともありますが、ゴルフは知っていたほうがいいかもしれませんが、たとえゴルフ経験者でなくても、体の面から純粋に提案できるのではないかと思うことがあります。今ではうちのスタッフも「ゴルフはしないですけど何か?」という態度(笑)ですが、経験者じゃないと絶対なんてことはないと思います。

ゴルフには「感覚」という言葉もよく出て来ます。私自身は、体のことで、且つ根拠あることを伝える際に本題からブレてしまうこともあるので、分かっていてもできる限り使わないようにしています。また難題に入り込んだ際に「感覚」という言葉で逃げてしまうこともあるかもしれません。選手も感覚という言葉を使いますが、この「感覚という言葉」なかなかの曲者です。選手の感覚と私が感じている感覚、なかなか共有できません。

感覚発言は1日1回まで(笑)

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