スリングセラピー

モビラという治療台

重力を感じながらの関節可動域訓練などは、関節の周囲筋が緊張することでスムーズな関節運動を行うことが困難です。スリングで各部位を支持し、長さ調整機能付きベルトで吊すことで各部位の自重を免荷し、スムーズな関節運動を呼び起こします。これにより徒手による圧迫・牽引、促通法などの徒手療法が行いやすくなります。また運動療法としての振り子運動や筋力トレーニング、重心移動訓練や抗重力肢位の介助にも利用できる便利な治療ベットを導入しています。(メーカー引用)

今日はスタッフの勉強会。

この日は健太郎が講師。昼にほぼ毎日、なにかしら行っています。

技術の再現性を高めるためにも「院長だけ・熟練スタッフだけができる技」みたいなことが、今は流行りません(笑)。入社1・2年目でも同じような技術を発揮できるようになるには、やはり理論と鍛錬が必要です。

ただ、最近の若いスタッフの特徴として、「答え」を早く出したがります。

評価と治療法みたいなセットを大変喜びますが、一見「目に見えにくい過程で起きる様々な出来事」を学ぶことも、この仕事をする上で非常に大切ですので、医療人としての心の持ち方も一緒に話すようにしています。

この写真は下肢交差性症候群伸展型の施術です。神経系の改善が目に見えるように変わります。

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