施術とトレーニングと...

月曜日は二子玉川の施設にいます。

一般的な接骨院の施設であれば、メインが施術のため、運動療法と並行して進めることがなかなか難しいところであります。弘明寺のひらのにも以前はいくつかマシンを置きましたが、やや狭いこともあり、治療面を優先し専念。

そこで6年前、たまぷらーざのEIR接骨院にGYMを併設していました。

日本のフィットネスの歴史はまだまだ50年くらいですが、ジムに通うだけでなく、最近ではトレーナーをつけてパーソナルトレーニングを受けたいお客様も多いことから、治療面を担当する施術者(接骨院の先生)がトレーニングスキルも身につけたら、お客様に喜んでいただけるのではないかと考えたのです。たまプラーザの地域性もあり、パーソナル受講者が順調に増えていきました。

今までなら...

接骨院で、リハビリテーションが必要な患者様に運動が必要な場合、良くてもメニューを作成するだけで「あとは自宅」でと丸投げ。

街の整形外科クリニックとはほとんど連携が取れない(取ってもらえないことが多い。)

フィットネスクラブにはお客様と入ることはできない。(施術者の移動は容易でない)

フィットネストレーナーで医療に精通する人が少ない。(専門基礎分野の違いもある)

など、連携を取ることが非常に難しい環境でした。

そこでコメディカルなスタッフが中心に、医師との連携が取れて、運動が定期的にできる場所として誕生した二子玉川の施設。

平野は、主にゴルフコンディショニング(トレーニング・ケア・外傷施術)サポートをしていますが、施設の主軸は予防医学にあり、運動習慣・良質な睡眠・自分に合った食事情報を提供しています。


写真は、イギリス人大学講師のお客様。膝を痛められた際に訪れました。

驚くことに、一般の日本人よりも、上記に書いたような日本のメディカル・コメディカル・リハ・フィットネス事情に詳しく、その中で彼が選んだプログラムは、以下のような内容でした。

受診当初は施術のみ(手技や電療)30分または60分。膝の回復に合わせて+トレーニングを15分・20分・30分と増やした分、施術の時間を短くしていきます。

1回のパーソナルリハで計=60分。月4回で、3・5ヶ月経過しました。ゴルフに、スキーまで始められるほどに回復されています。一般に言うトレーニングと電気療法や手技療法は "身体にストレスを与える"という意味では同じですが、そのストレス以外に受ける側のイメージを満たすことも、同時に大切なように思います。

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