2017LPGA プロテストまで2ヶ月。

女子の開幕戦まで約1週間。そして2ヶ月後にはプロテストの時期が近づいて来ました。

以前は最終テスト前年に一次予選があり、その冬場の体調管理にとても神経を使った記憶(記録)がありました。秋からよく年春の2次以降、7月末までの戦いですから、約10ヶ月ほどでしょうか...長い戦いでしたね。

今は春から一次予選で7月までというスケジュールなので、今最終調整に入るところです。

さてEIRでも今年はプロテストに挑戦する選手がいます。ほぼ毎年プロテスト受験する若手選手の育成に携わっていますが、今年も担当選手はここまで計画通りにきています。

さてfacebookのタイムラインに流れてくる仲間のトレーナーさんのブログの中に「いつ何が有るかわからないから...」というワードをよく見かけます。

自身も、選手に思いがけず起きるトラブルには可能な限り備えます。確かにいつ何が起きるか、誰も完全に予測はできません。ただ万が一の時に、私自身が会場で対応したとして「平野さんがいてよかった...」というたまたまな機会を期待されるよりも、選手自身がある程度対応できる状態で、動揺も限りなく少なく心をコントロールできる状態を日頃から想定して指導に当たることがとても重要なことではないかと考えています。

皆の期待や自分へも期待、そして試合会場の雰囲気で、嫌でも緊張感が高まる戦いの中で、どこかを痛めてしまったら、選手・家族の動揺は尋常ではありません。

「早く治せるいい先生がいないか」ときっと慌てるはずです。

自身も、帯同した最終プロテストで、2人の選手に臨時で対応した経験がありました。結果は二人とも無事に合格されましたが、会場ではじめて出会った分、それまでの情報が少なく、限られた時間で痛みを軽減させゴルフが出来る状態に回復できるか、または出来ないかの二択しかありません。また御家族の視線もビンビンくるわけです。胃に穴があくほどの経験がありました。

選手がここまでに費やして来た時間も、そして気持ちも...家族・コーチの応援にも応えたい一心のはずです。

そんな時に困難を乗り越える秘訣はなんなのでしょうか。

次回に続きます。

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