岩田寛選手の米国ツアーへの再挑戦

昨年弊社の望月が、岩田寛プロのPGAツアーへの挑戦に帯同してから早一年が経過しました。

4試合を終えて無事に12位の優先順位でツアーカードを取得されてから、望月はそのまま2015年後半のPGAツアーに帯同させていただきました。

日本人選手の米国ツアーでの報道は、メジャー大会以外はほとんどが松山選手とお休み中だった石川選手の報道。岩田選手の成績は、PGAツアーのホームページを覗かないとなかなか目にすることはできませんでしたが、残念ながら米国ツアーで来季シードに届かず、2年連続となる入れ替え戦へと向かうことになったそうです。

岩田選手は日本ツアーへの出場権も保持しているため、その国内シード権を維持するために「出場義務5試合」というものが現在ルールになっているそうです。この義務を果たすためには、仮に米国で休養に充てたい週に日本に帰国し試合に出場していないとなかなか達成できないものです。(日本ツアーの週にハマれば)フジサンケイの出場も果たされました。

先日のニュースで、PGA会長の倉本さんは、東京五輪で金メダルを取るための3つの強化案というものを披露したとのニュースがありました。

その一つに

世界ランキングを上げるため、選手を米ツアー、欧州ツアーなどに送り込む制度の新設。詳細はわかりませんが、早く動き出して欲しいと個人的には考えています。国内の選手が海外に挑戦しやすい制度を作るということなのだと思います。

ゴルフという競技で、日本人選手が海外で勝てない理由には、やはり環境、島国を出る挑戦欲、そしてゴルフ場数が多い割にはチャンピオンコースが少ないという国内環境にもあるのかなとは思います。経験あるプロに聞く限り、行き来しているうちは結果を出せるほど甘い環境ではないというこえもあるでしょう。

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