第2回ゴルフフィットネストレーナー認定セミナー

今年6月に認定セミナーを開催させていただきました日本ゴルフフィットネス協会主催のゴルフフィットネストレーナー資格認定セミナーも、9月4日無事に第2回目を終了しました。

全国各地から80名の受講者に集まっていただきました。

このセミナーは、ゴルファーをサポートする方に向けたもので、タイトルこそゴルフフィットネストレーナーとついていますが、受講者は、医師・柔道整復師・理学療法士・鍼灸師の医療従事者の方やゴルフ関連メーカー・健康商品メーカー・ティーチンググプロやプレーヤーなどトレーナー以外の職種の方が半数以上を占めます。

例えば医療従事者の方なら、患者さんがゴルフで怪我をされた、ゴルフで腰を痛めた、スイングを変えようとしたら肩痛がひどくなったなどさまざまな方が対象になることもあるでしょう。もちろんその施術というところではプロなわけですが、患者さんをスポーツ(ここではゴルフ)復帰へ導く、または再負傷を防ぐ予防プログラムなど「次のステージ」へのが求指導力が求められつつあります。

また意外に多いのはティーチングプロなんです。例えば健康優良前提でのスイング指導にはどこかに限界があるという声を実際のスクール現場でも聞いたことがありますが、「いまのフィジカルコンディショニングがいまのスイングを作る」のであれば、やはり身体の知識はティーチングプロも必要になります。ただこれをプロが直接行うとは限らず、どういう環境を整えていくことが大切なのか、例えばレッスン前後にストレッチを指導するなどお客様の状態を見てから始めることも第一歩ではないかと思います。

最近ではゴルフスクールにトレーニング・フィットネスを取り入れているところも少なくありません。男性で言えば、やはりボールをより遠くへ飛ばしたいという思いが強いですね。それを作り上げていく場所がいままではスポーツクラブとゴルフスクールと切り離されていましたが、同じ場所でできればゴルファーにとってはより環境が整うわけですね。

ただどうしていままで融合できなかったのかとなれば、これはやはり「共通言語」ではないかと思うんです。

お互いに一人のゴルファーを上達をさせるために、それぞれの視点で関わってくるわけですが、それは別別に行われ、サポート陣が関わる環境はいままでほとんどありませんでしたね。皆がゴルファーのためにと思っているのに、なかなか交われなかったのです。これは何が原因なのでしょうか。

そんな思いをこの認定セミナーや12月開催のカンファレンスなど今後の継続学習で補うことができればと準備を進めています。

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