ニッポンハムレディースクラシック2016


日頃、望月と八下田で女子ツアーをサポート担当しておりますが、今回は平野がスポットでの担当があったために久々の女子ツアーとなり函館にいってきました。

札幌は毎年いけていますが、函館は同歳の従兄弟と12歳の時に2人で訪れて以来。

「叔父が勉強になるから2人で旅行してこい」とお金だけ渡され、自分で調べて電車で青森ー青函連絡船ー函館から電車で札幌という旅行をして以来の地でした。ユースホステルに泊まり、ツーリングで訪れていた大学生くらいのお兄さん・お姉さん達と夜景を見に行ったことがあった超緊張旅行の思い出の地でもありました。

さて最近の女子ツアーにはトレーナーの方が増えてきました。

常駐トレーナーで誰でもケアしますという方もいれば、弊社スタッフのように複数人契約で総合サポート担当もあり、またはマンツーマンでのスタイルもあります。ただゴルファーをサポートするトレーナーと言っても、野球やサッカーとはだいぶ違って、実は色々な出身者がいるというところが他の競技にはない気がします。

ゴルファートレーナーと一括りに言っても、ケア専門の方、トレーニング専門の方、アスレティックトレーナーの方、または無資格...の方などいろいろあり、またフル帯同、パートウィーク・不帯同とあります。不帯同というのは、ジムでのサポートをしていて現場にはいかないというスタイルです。色々な形がありますが、人気のツアーだからこそ急速にも求められていることも確かなので、日本ゴルフフィットネス協会での人材育成活動にもより力を入れなければいけないと感じました。

今週の試合は、オープンウィーク明け1戦目。

全米女子オープンゴルフの週と重なり上位陣が少ないこともあって、若い選手にも多くのチャンスがありました。初日・2日目・そして最終日まで優勝争いをしたアマチュアの選手の活躍もあり、誰が優勝するか最後まで分からない展開で最後まで盛り上がりましたが、優勝は初優勝、プロ5年目の葭葉ルミ選手でした。LPGAツアーで2勝を挙げている比嘉真美子プロや3勝の渡辺彩香プロと同じ84期生です。平野が初めてプロテストに帯同した(茨城カントリークラブ)時、サポート選手が3名全員合格できた年代ですが、新たに優勝経験者が増えたという面でも大変嬉しい結果でした。

プロテスト自体が、かなりきびしい世界なので、勝ち抜いた20名前後のプロの人生がまたそこから始まります。すぐにレギュラーツアーに上がり活躍できる選手もいれば、なかなか上には上がれない場合もあり、また試合に出るチャンスも活躍に比例してくるので、QTにより再び試合に出るチャンスを掴まなければいけない状況になります。

ここ数年そういう世界を近いところで見てきて感じることは、プロにはなったものの実はスタート自体が同じじゃないということ。1年で上に上がれる選手もいれば、2年3年かかる人もいる。今回の葭葉ルミ選手のように5年目の初優勝もあります。勿論弊社の契約選手の前田陽子 選手のように、20代後半になってレギュラーツアーのチャンスをつかみ、優勝できた選手もいるんですね。時間がかかることは決して悪いことではなく、焦らず1歩1歩進んで欲しいと改めて思う試合となりました。

http://www.lpga.or.jp/news/info/17306

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